
100種類の「腸内細菌」のうち、約40種類が「善玉菌」です。この代表として知られているのが「乳酸菌」です。
「乳酸菌」の中でもよく知られている「ビフィズス菌」は、腸内で酢酸や乳酸を作り腸内のペーハーを酸性にするために 病原菌の増殖を抑えます。更に「乳酸菌」は「悪玉菌」によって作られる毒素の生成を防いだり、ビタミンB1・B6・B12・ビタミンK・ ニコチン酸・ヨウ素などのビタミン類を作ったりします。更にたんぱく質が腸で消化されるとき「悪玉菌」によって作られる 発ガン促進作用をもつ有害物質を吸着し、排出する働きがあることも知られています。
このように健康を保つのに重要な役割を果たす「乳酸菌」は、食品から摂取することができます。
代表的な食品は、はっ酵乳やヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品。他に日本食の漬物や味噌などの発酵食品にも 植物性の乳酸菌が含まれています。

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